トップページ > ギャラリー > ケース・スタディ

ケース・スタディCase Study

いろいろな症例から学ぶ動物たちとの暮らし

「おなかがイタイ」〜誤食誤飲は人災です!〜Karte1

みさきクローバー動物病院 症例

夏休みに入るとあちらこちらでお祭りが開催されます。 最近は、花火大会やら露店が並ぶところでワンちゃんを連れている人を良く見かけます。 浮かれ気分で油断をしていると、ワンちゃんが思わぬモノを食べてしまうことがあるのです。 写真は穿孔をおこした腸(上)≠ニ腸に突き刺さっていた焼き鳥の串(下)≠ナす。 この竹串が曲者で、運良く肛門まで辿り着かなければ、レントゲンにも映らないし、 腸に突き刺さりお腹が痛くなるまで全くの無症状という獣医泣かせの品。

みさきクローバー動物病院 症例

飼い主さんが食べたことに気づかなければ、恐ろしい結末を迎えることに・・・。 またトウモロコシの芯なども腸に詰まり易いようです。普段は拾い食いしなくても、 この時期は何が起こるかわかりません。お散歩時にはくれぐれもご注意を。

 
ひとつ前へ ページトップへ戻る

「おなかがイタイ」〜腸閉塞(腸重責)〜Karte2

みさきクローバー動物病院 症例

腸閉塞は突然起こり、その原因はさまざまです。胃や腸が捻転してしまったり、食べ物や異物が詰まったりする場合もあります。腸の内容物が何らかの理由で流れなくなってしまうと、嘔吐を繰り返し、お腹を痛がるようになります(これを疝痛と言います)。さらに時間が経つと、内容物が腹腔内に漏れ出し、強い炎症(腹膜炎)を起こします。腹膜炎になると死に至ることも少なくありません。この症例は腸重責という症状から腸閉塞となりました。

ひとつ前へ ページトップへ戻る
Copyright(C) みさきクローバー動物病院 All Rights Reserved.